リタイア後の55歳からあこがれの「海外ひとり暮らし」を強い意志と実行力で実現した永田朝子のホームページ
 
 
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英語が出来なくても<海外生活>は送れる

 
対岸よりシドニー中心地を臨む

英語が出来ても<海外生活>の基本は、いかに環境に溶け込めるかが第一ですね。
やはりその人のキャラクターでしょうか。私の場合は、夫の赴任先であるマニラで「物怖じしない自分」を発見したことが大きかったと思います。まさにパラダイスのような<メイドのいる生活>にすぐ溶け込め、マニラ・ライフをエンジョイできたのは<英語がそんなに出来なくても・・・>に繋がるのです。

出来るに越したことはありませんが、ビジネスをするわけでない場合は「日常会話」が出来ればOK!それより重要なポイントは、<あなたが海外でどのようなライフ・スタイルをしたいか>でしょう。

今、私はシドニー郊外のチャッツウッドという街に住んでいます。同じユニットの方と食事をしているうちにたくさんの友人ができましたが、その多くは、台湾、韓国、香港の方です。東南アジアの方とのお付き合いは、顔つきも日本人と似ていますし考え方等も共通しているところが多く、とても気が楽です。英語もお互いに母国語以外の言葉のため、わからなければ<漢字>を書けば意味が通じ合うこともあります。

オーストラリアは多民族・多言語国家としての豊かな文化があります。いろんな国の方とお付き合いしてその方の<お国>を知ることは、何よりも勉強になるし刺激的です。住みながら英語も上達して行くでしょうから、<英語が話せないから海外生活が出来ない>は思い込みと錯覚でしょう。

例えばシドニーでは、日本語だけで<生活>しようと思えばできます。ビザの手続き、弁護士、会計士、マネー運用相談、すべて信頼おける日本人の専門家がいらっしゃいます。また、旅行代理店や日本食品店なども、すべて日本語でも可能なところはたくさんあります。日本人会、日本人クラブ・日本文化センターに入会すれば日本語で楽しめる行事と催しもあり、ゴルフ・テニス・釣り・囲碁サークルに加入すれば、趣味を通じて新しい友人もたくさんできるでしょう。

この澄んだ青空!心地よい太陽の輝き!温暖な気候!10分も歩けばもう樹海の世界という、これほど多様な自然環境のなかでの<第2の人生>!!
あなたも謳歌できること間違いないでしょう。

(2003年6月16日)

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