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   シドニーのカリスマ・シェフ

2002年11月 取材

和久田 哲也さん

 
 

数々の国際的賞を受賞、「今、世界でもっとも予約を取りにくい店」と言われるシドニーの<TETSUYA'S>。そのオーナーであるカリスマ・シェフ和久田哲也氏とランチ&カクテルをご一緒する機会がありました。

知人の紹介で待ち合わせたのは(どなたが来られるかはその時点でわかりませんでした)シティのホテルにある高級レストラン。そこに現れたのが哲也さんでした。目の前に現れたご本人がどなたであるかはすぐわかりました。ビックリしたのは言うまでもありません。

2000年、私がシドニー・ライフをスタートした時にはすでにお名前は聞いていましたし、翌年には、哲也さんの顔を見るために、彼が出席するシンポジウムに行ったものでした。(というのも、<あこがれ発シドニー行き>を執筆中に担当編集者から「シドニーで有名な日本人に会うよう心がけておいてください」と言われたためでした。)

お会いしたのはステーキで有名なレストラン。まずは前菜、そしてステーキ、デザートと哲也さんがオーダーしてくださる<それぞれの料理に合ったワイン>を頂きながら、話は楽しく進みます・・・。現在43歳の哲也さんが初めてシドニーに来たのが20年前、英会話学校と言われて連れてこられたのが<レストラン>だったとか・・・

料理に関してはまったくの素人。そこで皿洗いからスタートし、4年後には独立したとのことです。偶然とはいえ哲也さんとお食事を共にし、お話できるなんてこんなラッキーなことはありません。

ここで<成功者>への私の<独占インタビュー!>開始です。

◆ 何が成功させたか ・・・人脈、とりわけイタリア人。
◆ お店の特徴 ・・・哲也さんとスタッフのお客様に対するサービス
◆ スタッフ・・・現在オーストラリア人60名
◆ 人を惹き付ける秘訣・・・あなただけ特別!と思わせる
◆ シンガポールには年に30回も行く!
◆ 好物は鶏のから揚げ

ちなみに1970年代、私達家族が<マニラ駐在>で暮らしてた頃、哲也さんも<貧乏学生?>でマニラに滞在していた、とのことでした。ランチの後は場所をかえての歓談。哲也さんがオーダーして下さった、ピンクの<クラン・ベリー>のカクテルを頂きながら・・・話は尽きません。5時間半にわたる<楽しいひと時>はあっという間に過ぎました。いつもカメラ持参の私、しっかり<ツーショット>も収め、サイン入りの<あこがれ発シドニー行き>を謹呈させていただいたのは言うまでもありません。

後日、初めてレストラン<TETSUYA'S>で食事をしました。一言でいえば<感動!>そのものです。哲也さん&スタッフ全員とのお客様への<サービスのシステム化>。システム化していながらもその間の絶妙なタイミングでの<Personal Touch>!! たいへん勉強になりました。

食事はコースで4時間!デザートまで20品前後を出すモダン・フレンチ、いえ繊細な懐石料理、いえ「TETSUYAスタイル」です。ワインはそれぞれの料理に合わせて<9種類のグラス・ワイン>を頂き「食事と一緒に楽しむワイン」も堪能したのであります。<特別扱い>の私達にはサイン入りの<TETSUYA'S>の本をお土産に頂き、たいへん<楽しいひと時>を過ごさせていただきました。

日本では最近、朝日新聞に掲載されたり、TV番組「情熱大陸」で紹介されています。今後も「世界のTETSUYA」としてますますのご活躍を期待できそうです!予約は一ヶ月先までぎっしり、世界からのお客様が今や40%を占めるという<TETSUYA'S>。日本出発前の予約が必須です!

TETSUYA'S
Tel: +61-2-9267-2900
Address: 529 Kent Street, Sydney, NSW

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