リタイア後の55歳からあこがれの「海外ひとり暮らし」を強い意志と実行力で実現した永田朝子のホームページ
 
 
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南太平洋クルージング・ひとり旅

 
豪華客船Pacific Skyで船旅に出発!

海外旅行が昂じて<シドニー暮らし>をスタートしましたが1975年から2003年までの間で世界約50カ国は訪ねました。ホームページでは2000年の来豪以来の旅編をお届けします。先ずは、シドニー発<南太平洋クルージング・ひとり旅>

昨年、7月に2週間の<南太平洋クルージング・ひとり旅>を体験しました。シドニー発ニューカレドニア、フィージー、バヌアツ、それにヤサワ&シャンペンベイを廻ってシドニーに戻るコース。船の名前は<Pacific Sky>。大きさは46、000トン あのタイタニックが46、329トンですから想像がつくと思われます。長さは240メートル、乗客は1550人、乗員(クルー)は600人。約2000人の中、日本人は私ひとりでした。前回のニュージランド一周旅行時はやはり20名のツアーでルーム・メートはイギリス人の35歳の独身女性でした。その時の経験から、キャビンは外国の方と一緒の方がお友達になれるし楽しいと思い、パートナーを出発前に頼んでおきました。今回はブリスベン在住のバツ2のオーストラリア人のキャリア・ウーマンの女性エリカさん。判りやすい英語で話してくれ同年齢もあって直ぐ気があい彼女と<人生論>を話したり、最後まで愉しく過ごせました。

船の中はまるで10階建てのホテルが航海している感じですね〜 システムも行き届きクルーのスタッフのサービスも含めて何より私達を退屈させません。規律正しい船内ライフは国境を越えた素晴らしい仲間達の集合!!乗客、乗員が一緒になってENJOY出来ます!!すべて<自分の選択で>です。
一日中デッキにいて、ひたすらうとうとしても良いし・・・。毎朝、各キャビンに<Sky Daily>が届き本日のスケジュールが判ります。映画、イベント、ダンス、劇場でのショー、ゴルフの練習、プール、スパ、写真館、宝石店、免税店、ツアー・デスク(各島の観光等は事前に申し込む)カジノ、図書室、ゲーム、マージャン、カード等各部屋がある。

たとえばこんな一日です。朝起きるとベッドサイドのボタンをおす。キャビンの窓のカーテンを開けるとすでに明るくなった空と海また海のみ・・・ するとStewardのインドネシア人のMatruが‘Good Morning Asako!!’と暖かいTea・セットを持ってきてくれる。目覚めのTEAを飲みながらエリカさんと少し昨日の出来事等話をした後、シャワーを済ませて朝食へ・・・ 朝食は決められたルームで席はボーイが案内してくれオーダーします。いつも違う方達とテーブルを囲む。参加者はパース、タスマニア、ブリスベンからのほとんどがオーストラリア人。(といっても多民族・多言語国家)クルージングも何回か経験のある方だったり、日本は横浜に寄航した、とかそれぞれ体験談の話が弾む。

朝食後、デッキにでると心地よい海風〜〜〜、南太平洋の太陽の輝き!!、顔馴染みになった方達との他愛無いおしゃべり、喉が渇いて来たらビール!!船内設備はゆとりがあって快適!それぞれが好きな種目に参加して汗を流してもよし・・・時には空と海の真ん中での<日光浴>や<読書>もなんとも心地よい。昼食時はデッキのバイキングでも良いし、レストランでもOK!3時からの映画を見終わったらシャワーをし、5時にはピアノ・バーへ・・ タイタニックの映画に出てきた船の先端には海を見下ろす素敵なラウンジがあり大きな目前の窓からは水平線高く輝く夕焼けが・・・・♪ ♪ ♪ ‘心地よいピアノの旋律’に乗って、見渡す限り海また海の中を<Pacific Sky>はひた走る〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜

本日のディナーはFORMAL。私は真っ赤なチャイナドレスにする。6時からの食事はいつも決まったメンバー。タスマニアの女性ポリンとその友人ジューン、ブリスベンからの男性フランク、話し出したら止まらない一人参加の女性モニカ、そして同室のエリカと私の6人。時々エリカの娘のシンディーも参加し、お互い今日一日の報告をしたり・・・ とりあえずワインで乾杯!!毎日の豪華な食事、フルコースは前菜からスープ、アントレー、メイン料理もすべて選択できデザート、コーヒーと続く・・・。皆、和気藹々・・・・・・  時々コック達のパホーマンスがあり、ダイニングルームが真っ暗になりケーキに青い火がともり音楽に合わせて陽気にテーブルを駆け巡る。〜♪〜♪〜♪〜 その後のデザートは先ほどの青い火のケーキ、その名は<パブロア>。

食後は劇場でのショー鑑賞。素晴らしい専属ダンサーによるダンスやイタリア女性のカンツオーネ&シャンソン、日によってはマジック有、コント有のそれはそれは愉しませてくれる。ショーの前にはオーケストラに合わせてしばし乗客のダンス。ダンスの好きな私はフランクや友人に誘われてマニラ時代のように随分愉しく踊ることが出来たのであります。♪♪♪ ショーの後は仲間とフィリピン・バンドのラウンジへ・・・ 夕食の同テーブルのポリンという70歳位の女性がディスコが上手く大笑いしながらディスコのバンドと歌に合わせて ♪エクササイズ♪♪♪今日も元気で夜は更けて行きます・・・・南太平洋の波に乗って〜〜〜 asako

(2003年8月12日)

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